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転職という選択が、120%正解だった。顧客に感動をあたえる「予想外価値」を提供し続けたい

【経歴】
稲葉 留衣(いなば るい)
筑波大学卒業後、地方銀行で法人営業として経験を積み、2021年4月よりネクストビートに入社。22年2月より、おもてなしHR・専門チームのリーダーに昇格。

ネクストビートへの入社理由を教えてください。

新卒で地方銀行に入社し、法人営業を担当していました。「地元を元気にしたい、ゆくゆくは地方企業の海外進出支援などに携わりたい」という気持ちで働いていましたが、道のりは長く、自身の成長を感じられない日々が続き、漠然と仕事に誇りを持てないまま、「このままで自分の20代が終わって良いのだろうか・・・」と考えるようになりました。そして、今後のキャリアを改めて見つめなおし、転職を決意しました。

ネクストビートの選考は、一次面接から本質を突くような鋭い質問が多かったのですが、最終面接においては、代表の三原さんからその場で合格を伝えていただき「なんというスピード感の会社なんだ…!」と衝撃を受けたのを覚えています。

内定後、一緒に働く予定の先輩とカジュアル面談をした際「キャリアアドバイザーは、モノを売るスタイルの営業ではないので、求職者の人生に寄り添ってありがとうと感謝してもらえることがシンプルにうれしいですよ。私は前職に残らずネクストビートに転職をしたという選択が120%正解だったと思っている」という前向きな言葉に刺激を受け「この会社で一緒に働いてみたい!」と入社を決めました。

また現在の上司である大木マネージャーにも面談をしていただいたのですが、その時の「日々、泥臭く取り組むことが多いけど、僕も転職して良かったと感じています。営業なので目標を追うことは当たり前ですが、もし今の仕事に価値を感じていないのであれば、環境を変えた方がいいのではないでしょうか。前職と同じくらい辛いことがあると思うけど、スピード感が圧倒的に違いますよ。」という言葉も後押しとなりました。


現在の仕事内容を教えてください。

入社以降、宿泊業界専門の就職・転職支援サービス「おもてなしHR」のキャリアアドバイザーとして求職者の転職サポートと、ホテル・旅館の採用支援をしています。
業界未経験の求職者も多くいるため、初回面談では経歴や希望のヒアリングに合わせて、ホテルと旅館の違いであったり、職種ごとの業務や働き方のイメージを伝えるようにしています。

求人を紹介した後は、履歴書や職務経歴書の添削・面接日程の調整・面接対策の実施・面接後の企業フィードバックの共有・ご入社のサポートまでを行います。
また、紹介先が希望に合わない求人だったとしても、「なんとなく違う」で片付けずに「何が理想と異なるのか」を言語化するお手伝いをして、ご本人の叶えたいビジョンを明確にすることを意識しています。


仕事のやりがいや喜びを教えてください。

仕事のやりがいは、求職者・お取引先の企業からのお礼の言葉に尽きると思います。
ここ数年、コロナ禍で観光業の落ち込みが酷く、事業譲渡であったり希望退職を募る企業が多くありました。
しかし経済政策としてGoToトラベルや全国旅行支援が始まり、ホテルや旅館では「従業員がいないのにお客様が増える」「スタッフの休みが取れない」「人員不足でホテルの部屋は空いているのに稼働率を下げざるを得ない」といった状況が現在も続いています。

そして観光業・接客業は採用に苦戦している企業が多数です。そこで企業に対し「このような条件を提示すると応募者が集まりやすいですよ」と求人に関するアドバイスを実施したり、入社を悩んでいる求職者が前向きな意思決定ができるようオファー面談を設定するなど、こちらから採用フローの提案を行うこともあります。その結果、「稲葉さんのお陰で採用が成功しました」などお礼の言葉をいただけたときは、非常に嬉しいですね。

また、「そもそも転職に悩んでいる」「転職したいけど、どのようにアピールをすれば良いのか分からない」など、一人で転職を進めることに苦戦している求職者の力になれるときも喜びを感じます。
私自身、転職は慎重に考えた方が良いと思っているタイプなので、求職者のニーズが他業界に適している場合は、そのように伝えています。
自己分析を一緒に行う場合は「私が企業の人事であれば、あなたの経歴では〇〇が素敵なので、もっと詳しく話を聞きたい」など、本人では気がつかない魅力を伝えるように意識しています。

まだまだ至らない点も非常に多いのですが、企業や求職者に対し、介在価値を提供していきたいです。


「nextbeat identity(行動指針)」で最も重視しているものは?

「Full Honesty」です。

一社員の言動で、信頼を得ることも失うこともありますが、こちらが誠意をもって価値のある仕事をすれば、自ずと結果や信頼がついてくると信じています。
お客様に対してはもちろんですが、社内コミュニケーションにおいても、自分が悪いときはきちんと謝罪をする、指導すべきときは理由と合わせて毅然と伝えるなど、相手に敬意を持ち正しい会話をすることを意識しています。