ブランドマネージャーに聞く。オールインハウスで新規サービスを立ち上げるまで。
こんにちは!ネクストビート広報担当の仙田です。
ネクストビートは、「人口減少社会で必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」をミッションに、ユーザーへの提供価値を日々追求しながら、プロダクト開発を行っています。
今回はクリエイティブ組織でメディアグロースを担当する加藤さんに、新規サービスローンチまでの進め方や、ネクストビートらしさ溢れる開発背景についてお話を聞きました。
【経歴】
MDや雑誌・新聞など紙の企画・編集、メディアや新規事業の立ち上げなどの経験を経て、2016年に株式会社ネクストビートへ入社。入社後は、「KIDSNA STYLE」の編集ディレクターとして編集部体制の構築やブランディングに携わり、3ヶ月後に編集長に就任。現在はKIDSNA STYLEのプロデューサー兼KIDSNAプロダクトの ブランドのブランドマネージャーを担当。
仙田:新規事業の立ち上げに携わられたとのことで、色々とお伺いしたいです。本日はよろしくお願いいたします!まず、今回は、どういった背景で始まった新規事業プロジェクトだったのですか?
加藤:この新規事業というのは、詳しくはお話しできませんが、ざっくり弊社のライフイベント領域に関する情報検索サービスになります。始まりは、CEO三原さんより、本サービスのターゲットの行動に関するアイディアをいただいたことでした。
そして実際に、ターゲットの行動を調査した結果、サービスの需要が意外にも高かったんです。そこから、まずは最低限の情報でローンチを目指してやっていました。
仙田:三原さんからアイディアをいただいていたんですね!もう少し具体的に事業開発の工程についてお伺いしてもよろしいでしょうか?
加藤:もちろんです!
具体的には以下のような流れで進めていました。
1つずつ関わってくださっているクルー※が異なるので、それぞれ詳細に説明していきますね。
※ネクストビートは社員のことを、同じ船に乗る仲間という意味で「クルー」と呼んでいます。
仙田:ありがとうございます!お願いいたします。
加藤:①アイディア構築や②マーケットリサーチでは、ユーザーインタビューなどを行い、Core→Why→What→Howと階層での仮説立てなどをしCore(コア)の策定をしました。
①アイディア構築では、経営企画のクルーに企画段階でのアイデア出しを行っていただき、②マーケットリサーチに関してはマーケティングのクルーに、情報の収集や、名寄せ、整形を行っていただき、掲載可能なデータとして整備していただきました。
③ビジネスプランの作成では、同じ経営企画のクルーにフェーズ毎の情報のリッチ化や将来的なビジネスモデル案について議論を重ね、プロダクト戦略会議にて代表との合意をとりながら進めました。
④マーケティング戦略では、将来的なビジネスプランについて、KPF※全体も含めて経営企画のクルーと、議論をしながら進めていきました。
※KPF:KIDSNA プラットフォームの略称
【参考】KIDSNAについて
⑤コンテンツ作成では、法務のクルーに利用規約の作成、商標回りの管理を主に法務の観点からサポートしていただきました。
その他、主に開発チームのクルーと連携して、情報の取得に係る法的確認等も行いました。
また、本サービスはコンテンツのリソースもなかったため、基本情報を集めるために項目の策定を行い、収集した情報の一部歯抜け部分の手作業、チェックなどもしています。
デザインはコンセプトから仕上がりまでのレビューなどを私が担当しました。
⑥本サービスの立ち上げと共にKIDSNA プラットフォーム全体のデザイン共通化を踏襲したく、デザインチームの方々と連携しながら、KIDSNA プラットフォーム全体での共通パーツなど推進しました(手を動かしてくださったのはデザイナーさんです!)
⑦プロトタイプの開発では、CPOの川井さんにアプリケーションの開発全般を担当していただき、開発チームのクルーに開発のスケジュール作成、開発基盤チームのクルーにインフラ構築の計画や、インフラ環境全般の構築をご担当していただきました。
仙田:携わっている部署の多さに驚きました!非常に多くの人と部署が横断的に関わって開発されたのですね。
加藤:そうなんです。ネクストビートではオールインハウスで開発をしているため、携わる人数も多く、スピード感を持って進めることができるのが特徴ですね。
仙田:まだローンチして間もないとのことですが、今後どんなサービスにしていきたいと考えていますか?
加藤:このライフイベント領域の新規情報サービスは、身近な知り合いに聞くリアルな情報、当事者だからわかる情報を提供するサービスを目指して今後進んでいけたらと考えています。
人生において、大きく環境が変化する瞬間って何度かあるのですが、変化する以前は自分が当事者ではないため、変化後に関する情報を得ることは難しいと考えています。
そこで、この知りたいけどわからない情報を十分に得ることができたとしたら、もっと人々の選択肢は広がってニッポンを元気にすることに繋がると考えています。
仙田:たしかに、人生において環境が大きく変化する際は不安が伴いますよね。最後に、ブランドマネージャーとしてこの先実現したいことのイメージを教えてください!
加藤:この新規サービスはKIDSNA プラットフォームのコアターゲットである未就学児のお子様を持つ子育て世帯が対象となるので、ゆくゆくは同じ未就学児のお子様を持つ子育て世帯をターゲットとした「KIDSNA STYLE」や「KIDSNAシッター」との連携等、KIDSNA プラットフォーム横断でユーザーへの価値提供が出来るよう進めていきます。
そのためにも、まずはきちんとサイトパワーが見込めフィジビリティを確認するフェーズになるかと思いますが、モニタリングをしていきながら中身の情報のリッチ化などを進めていけたらと考えています。
ネクストビートでは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というミッションを実現するための仲間を募集しています。