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台湾での経験を活かして、地方創生を。グローバル人材が活躍できる環境を提供していく

こんにちは、ネクストビート広報の石毛 真唯子です。
私たちは「人口減少において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする。」というミッション実現に向け、顧客への価値貢献に取り組んでいます。

今回は、地方創生領域で展開する事業の一つ「おもてなしHR」において、キャリアアドバイザーとして活躍されているジェン・ツァイティーさんにお話を伺いました。

Chien Tsai Ti(ジェン・ツァイティー)
銘伝大学卒業後、旅行会社に就職。観光業界での実務経験を経て、早稲田大学短期留学プログラムに参加。その後、ネクストビートに入社。

■ ネクストビートへの入社理由を教えてください。

台湾では日本のメディアやエンタメに触れる機会が多く、私も幼少期から日本のカルチャーに興味を持っていました。その影響で「いつか日本に留学したい」と考えるようになりました。
大学では観光学科を専攻し、卒業論文では、離島が観光客を受け入れる仕組みについて研究しました。この経験を通じて、地方創生に興味を持ち始めました。

卒業後はマーケティング職に就きたいと考えていたのですが、母国の台湾ではJOB型採用が一般的で、未経験から挑戦することは困難でした。そこでまず、観光業界でオペレーターとして実務経験を積むことにしました。その後、以前から興味を持っていた日本語を本格的に学ぶため、早稲田大学への短期留学を決意しました。また、日本の採用市場は意欲を重視する企業が多いことから、やりたいことに挑戦できる可能性を感じ、日本での就職を視野に入れるようになりました。

そんな中、転職サイトを通じてネクストビートを知りました。カジュアル面談では、人事担当者から「成長意欲のある方が多く働いていること」や「実力主義で主体的に動ける環境」「裁量権の大きさ」について聞き、非常に魅力を感じました。また、採用プロセスのスピード感も印象的でした。

当初、前職がオペレーター職だったため、カスタマーサクセス職での選考が進んでいました。しかし、最終面接で「地方創生に興味があるなら、地方創生領域のサービス『おもてなしHR』に挑戦してみてはどうか」と提案をいただき、自分自身も強く共感し承諾しました。

■ 現在の仕事内容を教えてください。

観光業界のさまざまな課題解決を目指すプラットフォーム「おもてなしHR」で、キャリアアドバイザーとして活動しています。主にグローバル人材を担当し、求職者と企業の双方のニーズを満たす最適なマッチングを目指しています。

現在、地方の宿泊施設では深刻な人手不足が課題となっています。また、インバウンド需要の高まりを受け、外国籍の人材採用も進んでいます。しかし、外国籍人材が日本で定着するうえで、言語の壁や文化の違い、VISAの問題といったさまざまなハードルがあります。これらの課題により、日本人と比較して定着率が低い傾向にあるのが現状です。
私はまだ学ぶことが多い立場ですが、このような課題に正面から向き合い、求職者が安心して働ける環境づくりに貢献できるよう、これから努力を重ねていきたいと考えています。

■ 仕事のやりがいを教えてください。

求職者が内定をもらえる瞬間は、まるで自分のことのように嬉しく、私にとって大きなやりがいとなっています。

日本では、まだ多くの企業が外国籍の方の採用に消極的な印象を受けます。しかし、優秀な人材であれば国籍に関係なく採用の機会があるべきだと考えています。実際に、企業が直接面接を行うことで採用に至るケースも増えてきました。

最近印象に残っているのは、日本のおもてなし文化に魅力を感じ、日本での就職を希望された韓国籍の方です。当時はホテルのフロント業務に従事されながら、新たなキャリアにも挑戦したいという意欲を持っておられました。日本語はN1レベルで、韓国語はもちろん英語も堪能なマルチリンガルの方でした。
当初、企業側は外国籍の方の採用に慎重でしたが、面接を重ねる中で、その方の素晴らしい資質が評価され、採用が決定しました。

このように自身が介在することで、求職者と企業の双方に素晴らしい出会いをもたらせることを実感しました。お互いの可能性を引き出し、新しい価値を生み出せること。それこそが、私の仕事の醍醐味だと感じています。

■ ネクストビートの行動指針である「NEXTBEAT IDENTITY」のどれを最も重視していますか。

「∞当事者意識」です。
当事者意識が低いと、全てが他人事と捉えてしまい、誠実に向き合うことができません。

例えば、キャリアアドバイザーとして求職者と接する際には、自分自身が心を開くことを意識しています。自分がオープンになることで、求職者も本音で話してくれるようになり、相手のニーズを深く理解することができます。その結果、信頼関係が築かれ、最終的に求職者にとっても企業にとっても良いマッチングが実現すると信じています。

このように、∞当事者意識で向き合う姿勢こそが、良好な関係性を築く鍵となり、その先には多くの価値貢献が生まれると考えています。


私たちは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というMission実現に向けて、挑戦を楽しみ、成長を続ける仲間を求めています。