ユーザ価値と事業成長の二軸をトレードオンに最大化させるプロダクトマネジメントチーム
こんにちは!ネクストビート広報担当の仙田です。
ネクストビートは、「人口減少社会で必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」をミッションに、ユーザーへの提供価値を日々追求しながら、プロダクト開発を行っています。
今回はCPO(chief product officer)の川井さんに、プロダクト開発にかける想いや、チームでの動きについて話を聞きました。
【経歴】
執行役員 CPO 川井 淳矢
徳島大学大学院 先端技術科学教育部修了。新卒でシステム開発企業に入社。約1年間、システム開発に従事。2018年9月、ネクストビートに入社。主にKIDSNAプラットフォームのテックリードと並行し、KIDSNAシッター、KIDSNA STYLE、保育士バンク!のリニューアル開発・技術移行を推進。2024年4月CPO就任。
役割を限定せず、社会課題の解決に繋がる事業開発にチャレンジできる。
仙田:川井さん!まずはCPO就任おめでとうございます。川井さんは入社してから5年くらい経っていると思いますが、そもそもどうしてネクストビートに入社したのですか?
川井:ありがとうございます。前職ではシステムの受託開発を行っていましたが、エンジニアとしての経験値は溜まる一方で、ビジネス感覚が成長していないことに危機感を覚え、転職を決意しました。
ネクストビートはエンジニアがシステム開発だけでなく、他職種と連携しながら企画、開発、効果検証と、幅広く事業成長にコミットできる組織設計であることに非常に心惹かれ、入社を決意しましたね。
自分が得た知識や技術を、身近な社会課題の解決に役立てることが最もやりがいにつながると考えていたため、ネクストビートのミッションへの共感も大きかったです。
実際に入社してからは、想像していた何倍もの幅広い挑戦の機会をいただき、刺激の多い日々です。
事業特性ごとに、プロダクトの要となる部署との連携を強化。
仙田:エンジニアが他職種と連携しながら進められるのは良いですね。ちなみに、プロダクト開発はどのような体制で行っているのですか?
川井:プロダクト開発推進の組織には、役割の違う3チームがあります。
①どのようなプロダクトを作っていくのかの設計を行うプロダクトマネジメントチームと、②実際にプロダクトの開発を行うデベロップメントチーム、③共通基盤開発などを推進するプラットフォームチームです。
①のプロダクトマネジメントチームは、現在私ともう1人の2名が主体となって、他チームや各事業部と連携しながら設計しています。
仙田:おふたり!具体的には、どのようにプロダクト開発を進めているのですか?
川井:プロダクト開発の進め方は、事業特性に合わせて決定しています。
CtoCマッチングプラットフォームである「KIDSNAシッター」のような、プロダクトドリブンの事業は、ビジネスオーナーとの距離が近いです。
ユーザーはどんな課題を抱えているのかを考え、そこから事業としてどのような価値をユーザーに提供していきたいのか、そのためにはプロダクトがどのような状態になっている必要があるのかを、ユーザーヒアリングの結果を参考にしながらすり合わせ、機能開発を進めています。
HR系の事業は、プロダクトがユーザー集客において重要な役割を果たすため、マーケティングチームとの連携を多く行います。
SaaS系の事業は、顧客の生の声を聞くことのできるセールスやCS(カスタマーサクセス)のクルー※と協力しながら、顧客の課題をヒアリングし、開発機能の選定を行っています。
プロダクト開発の進め方は事業特性に合わせて変わりますが、1プロダクトにつき5名前後の体制で開発しているのは変わらないです。
※ネクストビートは社員のことを、同じ船に乗る仲間という意味で「クルー」と呼んでいます。
チームのあり方、プロダクトが“目指す姿”を策定中。
仙田:異なる事業が複数ある弊社ならではの進め方ですね。ちなみに今はCPOとして、どのようなことに取り組んでいるのですか?
川井:現在は、プロダクトマネジメントチームの組織づくりと、各事業のプロダクト方針のブラッシュアップを同時に進めています。
プロダクトマネジメントチームは発足からまだ間もないため、社内でのあり方&役割の明確化を行うことと、チームの人数もまだ少ないので、自チームだけでなく、プロダクト開発の考えに理解のあるクルーを増やしていくことなど、目的達成のための最適な進め方を模索しながら組織づくりを行っています。
プロダクト方針に関しては、各事業がユーザーへ提供する価値や、達成したい状態を深掘りし、ミッション、ビジョンを再定義しようとしています。また継続的に価値を提供し続けるためには、事業収益をあげることも重要です。
ユーザ価値と事業収益の二軸を、トレードオンに最大化していくためには、何からどう作るべきなのかを検討しながら開発を進めています。
仙田:プロダクトの提供価値も改めて見直されているんですね。川井さんは、KIDSNA※プラットフォームのプロダクトディレクターでもあると思いますが、そちらでは現在どのような動きをされていますか?
川井:一言に“子育て世帯の課題を解決する”と言っても、その対象や課題は多岐に渡ります。改めて誰のどんな課題をどのように解決して行くのかを深掘り、事業に携わるクルーの認識を揃えるために、ワークショップを行っています。
ワークショップの中では、エンジニア、デザイナーと一緒に、プロダクトのあるべき姿と現状のギャップを整理し、そのギャップを埋めるための中長期的なロードマップの検討を行ったりしています。
※「KIDSNA(キズナ)」は、プロダクトを通じ多様な選択肢を提供しながら、子ども(KIDS)との豊かな「きずな」を育むことを目指しているサービスです。https://www.nextbeat.co.jp/services/lifeevent/kidsna
全てのプロダクトが社会課題の解決に繋がる。
“未来のふつう”を体現できるプロダクトを追求し続けたい。
仙田:今後、プロダクトマネジメントチームとして実現したいミッション、ビジョンを教えてください。
川井:ネクストビートの全プロダクトの提供価値が、ダイレクトに社会課題の解決に繋がっています。保育業界・子育て世帯・宿泊や観光業界など全ての領域で、ITの力で解決できる課題が未だに多く残されています。
プロダクトマネジメントチームは、ユーザーの日々の生活や、顧客の業務上の課題がどこにあるのかを正しく捉え、当事者意識を持って解決していくことをミッションだと捉えています。
また、ネクストビートの掲げ続ける「未来のふつうを次々と」というビジョンを体現できるプロダクトが何なのかを、追求し続けたいと思っています。
仙田:ありがとうございます。それでは最後に、読者の方に一言お願いします!
川井:プロダクト開発をエンジニアやデザイナーのチームに閉じることなく、セールスやCS、バックオフィス含め、全クルーが一丸となってユーザー価値の創出に挑戦できる組織を作っていきたいと考えています。
そのような組織を一緒に作っていただける方と働きたいと思っておりますので、この想いに共感いただき挑戦したいと思ってくださった方はぜひ一度お話ししたいです!ご応募お待ちしています。
ネクストビートでは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というミッションを実現するための仲間を募集しています。